
大切な人との別れ、仕事の挫折、人間関係のトラウマ——深い悲しみを抱えているとき、部屋の片づけどころではないと思うかもしれません。しかし、モノと向き合うことは記憶や感情と向き合うことでもあります。2026年3月に刊行された『悲しみを手放す ヒーリングお片づけ』は、グリーフケアと片づけを組み合わせた新しいアプローチの一冊です。本記事では、この本と合わせて読むことで「手放す」という行為を多角的に理解できる3冊を厳選しました。
この記事のポイント
空間のモノを片づける、思考を紙に書き出す、感情に名前をつける——「手放す」方法は一つではありません。今回の4冊に共通するのは、外側を整えることで内側も整っていくという視点です。自分に合ったアプローチを見つけてみてください。

リーサムしのぶ / PHP研究所
本日発売 —『悲しみを手放す ヒーリングお片づけ』:片づけでグリーフを癒やす
死別・離別・挫折などによる深い悲しみ(グリーフ)を、お片づけという身体的な行為を通じて癒やすメソッドを紹介します。「無理せず、毎日少しずつ」をモットーに、一日5分の小さな片づけ習慣で心の整理を進める実践ガイドです。モノを手放すとは、過去と向き合い、自分を許し、前に進む行為でもある——。片づけ本でありながらグリーフケアの本でもある、ユニークな一冊です。

近藤 麻理恵 / 河出書房新社
【先に読む】『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』:ときめきで選ぶ片づけの原点
世界的ベストセラーとなった近藤麻理恵の片づけメソッドの改訂版です。「触ったときにときめくかどうか」という直感的な基準でモノを選別する方法は、片づけの概念を根本から変えました。『ヒーリングお片づけ』が悲しみという感情に焦点を当てるのに対し、本書はときめきというポジティブな感情を軸にします。両方の視点を持つことで、感情と向き合う片づけの全体像が見えてきます。

やました ひでこ / 大和書房
【並行で読む】『1日5分からの断捨離』:小さな一歩から始める手放し術
断捨離の提唱者・やましたひでこが、1日5分から始められる実践メソッドを紹介する入門書です。『ヒーリングお片づけ』と同じく「少しずつ」のアプローチを取りますが、こちらはモノとの関係をより哲学的に捉えます。「断つ」「捨てる」「離れる」の3ステップは、悲しみの中にある方にも無理なく取り組める設計。二冊を並行して読むと、自分に合った手放し方が見つかります。
図書館で借りる
3選の書籍は多くの図書館に所蔵されています。新刊は発売後1〜3ヶ月で入荷されることが多いです。
リーサムしのぶ著のグリーフケア×片づけの実践書です。死別や離別などによる深い悲しみを、片づけという行為を通じて癒やすメソッドを紹介しています。PHP研究所から2026年3月に刊行されました。
まず『人生がときめく片づけの魔法』で片づけの基本を学び、『ヒーリングお片づけ』と『1日5分からの断捨離』を並行して実践するのがおすすめです。空間が整ったら『書く瞑想』で心の整理に進むと、外側から内側へとスムーズにケアできます。
『人生がときめく片づけの魔法』『断捨離』『書く瞑想』は多くの図書館に所蔵されています。新刊の『ヒーリングお片づけ』は発売後1〜3ヶ月で入荷されることが多いです。
はい、『ヒーリングお片づけ』は「無理せず、マイペースで」を徹底しており、悲しみの中にいる方に寄り添う構成です。一日5分の小さな片づけから始められるので、気力がないときでも取り組みやすい設計になっています。
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