
ChatGPTの登場以降、ディープラーニングと生成AIの知識はエンジニアにとって必須のスキルになりつつあります。Keras開発者Francois Cholletの世界的定番書が、生成AI・LLMの章を大幅追加して2026年3月に改訂されました。本記事では、この本と合わせて読むことでディープラーニングから生成AIアプリ開発まで段階的に学べる3冊を厳選しました。
この記事のポイント
「なぜ動くのか」を理解する基礎力、LLMの内部構造への理解、そして実際にアプリを作る実践力。この3つが揃えば、生成AI時代のエンジニアとして確かな土台が築けます。今回の4冊はその道筋を明確にしてくれるラインナップです。

Francois Chollet / マイナビ出版
本日発売 —『Pythonによるディープラーニングと生成AI・LLM』:Cholletの定番書が生成AI対応
Keras開発者Francois Cholletによるディープラーニングの世界的定番書が、生成AI・LLMの章を大幅追加して改訂されました。ニューラルネットワークの基礎から、Transformer、拡散モデル、大規模言語モデルの仕組みまでを、理論とKerasコードの両輪で学べます。「なぜそうなるのか」を直感的に理解させてくれる説明の巧みさは健在です。

斎藤 康毅 / オライリー・ジャパン
【先に読む】『ゼロから作るDeep Learning 5』:ゼロから実装して原理を掴む
外部ライブラリに頼らず、Pythonでディープラーニングをゼロから実装するシリーズの最新刊です。Cholletの本がKerasという高レベルAPIで学ぶのに対し、本シリーズは低レベルの実装から積み上げます。両方のアプローチを経験すると、ディープラーニングの理解が格段に深まります。シリーズ累計で圧倒的な支持を得ている定番書。

山田 育矢, 鈴木 正敏, 山田 康輔, 李 凌寒 / 技術評論社
【並行で読む】『大規模言語モデル入門』:LLMの中で何が起きているかを知る
GPT・BERTに代表される大規模言語モデルの仕組みを日本語で体系的に解説した技術書です。Transformerアーキテクチャの詳細、事前学習とファインチューニング、RLHF、プロンプトエンジニアリングまで網羅。Cholletの本でディープラーニングの基礎を固めた上で本書を読むと、LLMが「なぜあんなことができるのか」が構造的に理解できます。

ML_Bear / マイナビ出版
【次に読む】『つくりながら学ぶ!生成AIアプリ&エージェント開発入門』:理論を実践に落とし込む
ChatGPT API、LangChain、RAGを使って生成AIアプリとAIエージェントを実際に開発するハンズオン入門書です。前3冊で「仕組み」を理解した上で本書に取り組むと、理論と実践が結びつきます。Function Calling、RAG、マルチエージェントなど、実務で求められるトピックを手を動かしながら学べる構成です。
図書館で借りる
3選の書籍は多くの図書館に所蔵されています。新刊は発売後1〜3ヶ月で入荷されることが多いです。
Keras開発者Francois Cholletによるディープラーニングの世界的定番書の最新版です。生成AI・LLMの章を大幅追加し、Transformer、拡散モデル、大規模言語モデルまで網羅。マイナビ出版から2026年3月に刊行されました。
まず『ゼロから作るDeep Learning 5』で基礎を固め、『Pythonによるディープラーニングと生成AI・LLM』で体系的に学びましょう。並行して『大規模言語モデル入門』でLLMの内部を理解し、最後に『つくりながら学ぶ!』で実践に落とし込むのが理想的です。
『ゼロから作るDeep Learning』シリーズと『大規模言語モデル入門』は多くの図書館に所蔵されています。新刊は発売後1〜3ヶ月で入荷されることが多いです。
Pythonの基本文法(変数、関数、クラス、NumPy)を理解していることが前提です。完全な初心者の方は、まずPython入門書で基礎を固めてから取り組むことをおすすめします。
あなたの本棚を、名刺がわりに。
BookToneで読書プロフィールをつくる