この本について
少年事件の「加害者」家族は、インターネットでの誹謗中傷、個人情報の暴露による失職や転居、少年の更生に悩み被害者への対応に苦しむ。刑事法学者、弁護士、臨床心理士、加害者家族支援の専門家が、実態調査と支援の実例から、効果的な支援のあり方を提案する。 *** 社会を震撼させる少年による重大事件が起こるたび、インターネット上では必ずと言っていいほど保護者の個人情報が暴かれ、モンスターを生み出したモンスターとして非難と憎悪の対象となる。他方で、保護者には罪を犯した少年の更生の担い手としての立場も期待されている。加害者家族の中でとりわけ過酷な状況に置かれている少年事件の保護者を支えることは、少年が更生しやすい家庭環境を作ることに繋がり、期待される再犯防止効果も高い。 本書は、その実像についてはほとんど伝えられてこなかった「少年事件の加害者家族」に焦点を当て、少年事件の保護者への支援の意義について、刑事法学者および少年事件に携わる実務家によって理論を構築し、そして、具体的な支援について、多数の事例をもとに法的支援、社会的支援、心理的支援のあり方を考える。 *** 執筆者: 阿部恭子(NPO法人World Open Heart 理事長) 岡田行雄(熊本大学人文社会科学研究部教授) 宿谷晃弘(東京学芸大学人文社会科学系法学政治学分野准教授) 坂野剛崇(大阪経済大学人間科学部教授) 鴨志田祐美(弁護士、鹿児島県弁護士会) 佐藤仁孝(NPO法人スキマサポートセンター理事長) 遠藤真之介(NPO法人World Open Heart 副代表) 相澤雅彦(臨床心理士、公認心理師) 駒場優子(臨床心理士、公認心理師) 北島忠輔(中日新聞記者)
- 出版日
- 2020年06月25日頃
- ISBN
- 9784877987602
- 言語
- 日本語
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