加害者家族を支援するの表紙

加害者家族を支援する

阿部 恭子

岩波書店

この本について

軽微な犯罪から重大事件まで、被害者と加害者が生まれる狭間で、時にバッシングの矢面に立ち、助けもなく放置される「加害者家族」。家族ゆえに連帯責任を問われることも多い。支援団体を設立し10年になる著者が、豊富な実例に基づき、かれらの置かれる苦境やプライバシー問題など、海外との比較を踏まえ、支援の必要性を訴える。 はじめに 1 加害者家族が経験すること  事例から考える支援のあり方/加害者家族の仕事への影響/加害者家族が背負う経済的負担/「加害者家族支援」とは何か 2 加害者家族と刑事司法  加害者家族と冤罪/事情聴取への向き合い方/家族の知る権利とは/真相に接近するための情状鑑定/家族だけが更生の支え手か/受刑者家族の権利  【コラム】加害者家族の責任とは何か 3 加害者家族とメディア  報道被害の実態/微罪報道の曖昧な基準/加害者家族の謝罪会見の意味は?/知る権利に資する犯罪報道とは/声を上げる米国の加害者家族/加害者家族の多様性 4 加害者家族の現状と支援に向けて  加害者家族支援の誕生と発展/加害者家族支援の国際比較/加害者家族は「隠された被害者」/家族連帯責任による犯罪抑止効果は期待できるか/家族神話の限界/パターナリスティックな介入は支援と呼べない/加害者家族と地域/犯罪に巻き込まれた人々の支援へ/社会の責任とは何か おわりに 参考文献

出版日
2020年06月09日頃
ISBN
9784002710273
言語
日本語

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